やっと、
ごめんね青春Blu-rayの本編見始めてます。(今さら!?)
高校生時代の平ちゃんの純情具合がいつ見てもすごいな。
あの透明感と、圧倒的な童貞感(笑)は何なんだろ。
そう言えばおもてなし課の時に、船越さんが
「掛水というのは、本当に汚れていない、ピュアな男で。~略~でもそれをナチュラルに、彼らが実際に存在するように演じている。錦戸君だって20代後半になって、これまでに色々なものを背負って生きているはず。それを全く見せずに、掛水役をきちんと演じ切ったのは本当に素晴らしいと思う」
と仰っていて、ホント、まさにこれ。
30を目前にして、いろんな経験を積んでるはずなのに、少年っぽさを演じているよいうより、少年まで後退してるとでも言うような、十数年分の経験をごっそり捨てたような、「本当に知らねぇんだな」っていう雰囲気ね。
周りの同級生と比べても、あの容姿ならどう考えてもモテない訳ないんだけども、それを上回る、モテない・冴えないオーラも素晴らしい。
もちろん、あのドラマは演出も上手かった訳だけど。
それを差し引いても、やっぱ錦戸亮の演技好きだわ。
演技っていうか…役を生きてるって感じ?
自ら「役になりきってるんで」とかいう役者は大抵、自己陶酔系の過剰演技な人が多いから「なりきってる」とか「憑依型」みたいな評は好きじゃないし、錦戸亮はそういうのとは違うって思ってるんだけど、もしかしたら本当の意味でキャラクターそのものに「なりきってる」ってこういうことを言うのかなー?
いや、でも私的には「役を生きてる」って方がしっくりくるな。
リアリティと、芝居の上での“ウソ”のサジ加減もどんどん上手くなってるしなぁ。初期の頃はもっと、“自然に演じる”ことへの比重が高かったように見えてたけど、近年は“実際にはあり得ないんだけど演技の上ではこうした方が逆にリアル”みたいなことができるようになってきたなぁ、と。
――何気にこの傾向は、エイトレンジャー以降に強くなった気がしてて。
あの作品以降、コメディ的な芝居とか、演技の上での遊びが上手くなったように思えるのよね。
ああいう、ある意味“祭り”的な作品でも、必ず何かしら吸収してくるところも好きなんだよなー。
専業の役者さんと比べたら、これでも経験値は決して多くない(芸歴の割に)と思うのだけど、それでも一作品で他人の何倍も成長するから実際の本数以上のものを得てきてると思う。
それは、周囲より短期間で多くの事を習得しなくてはいけない時期があったから…なんだろうけど。
だからね、そういう意味では、陰陽屋の“非現実感”があっての、ごめんね青春でもあるんだよなって。
残念ながら、世間では錦戸亮に真面目なんてイメージ持ってる人は少ないのかもしれないけど、でもあの人、少なくとも芝居に対してはスッゲー真面目だよね。
なんていうか、錦戸亮の役者仕事見てると、職業俳優だなぁって思う。
いい意味でね。
そういう面は見せないけど、俳優としてのプライドは、とても高いんじゃないかな。
ちなみにまだDISC1終わったとこなんですが…。←
いちいち止めちゃ巻き戻すから全然進まないわ―…。
そう言えばさ、今期のドラマで継続して見てるのは民王だけなんだけど、あの菅田くんも若いのに繊細なお芝居の出来るいい役者さんだよねぇ。
弁論大会よろしく“総理の熱弁”的な台詞もまぁ良いのだけど、どちらかというと台詞のない時のふとした表情が言葉以上に雄弁な、表情のお芝居が上手い役者さんって印象。
今風のキレイなお顔してるのに、そこに頼らない感じもいいよな。と。(誰とは言わんけど、そういうのすごく腹立つから苦手。←)
基本、過剰に表情を作らずに無言で画が持つ役者が好きなんだよね。
変に持て囃されず、主役・脇関係なくいい作品にいっぱい出て欲しいなぁ。(←これはホント、すぐに乗っかる業界と、すぐに回収しようとする事務所が悪いと思ってる。)
あー…雑誌の整理に全然とりかかれない。
2枚目のディスク入れるか超迷ってる。