with 10000字インタビュー vol.5
もしかしたら、世間的にはたっちょんみたいなタイプの方が大多数なんじゃないかなー ――というか、私自身が、彼のややこしさというか、複雑を、凄くわかる気がするんだよな…。
たっちょんの、一言では説明できない感じって、たぶん誰しも持っていて、その、単純に割り切れなかったり説明のつかない感じに、自分でも訳分からなくなっちゃったり、グルグル考え込んでしまったり。
ウワァ~って盛り上がってても、どっか冷静なもう一人の自分がいたり。
そういうのって、案外フツーのことのような気がするけど…どうなんだろう??
私は、そういう、(私が思う)普通っぽさにすごく好感をもっていて、好青年だなぁって思うと同時に、芸能界みたいな世界では、しんどいだろうなぁって、勝手に胸がモヤモヤしたりするんですよね。
芸能人が芸能の事で試行錯誤するしんどさは、まぁ当たり前だとしても、この場合のしんどさって、なんかね……ある種、しなくてもいい苦労な気がして。
そういうところを、70と言いつつ、結構正直に出しちゃうところも、彼の可愛らしさな気がします。
可愛らしくて、とっつきやすくて、いい子なんだよなぁ…。
よく書きますけど、私の中で、たっちょんってやっぱりとっても好青年。
キレイなだけじゃないところも含めて、人間らしくて可愛い人だなって思います。
――もう、分からへんねん。もしかしたら、今こうしてるときも、ずっとフラットなのかもしらんし。基本的に着飾りたくないから、テレビ出てるときも、普段とそんな変わらんとは思う。
――もちろん、ジャニーズに入ると、“カッコよくなりたい”っていうところから始まるんですよ。でも……途中で疲れた(笑)。なんか、自分じゃない気がしてきて。
むしろ最近は、ちゃんと『エイトの二枚目枠』をやってる気がしてたけど…。
今でも、「エイトの二枚目は、亮ちゃんだけでいい」って思ってるのかなー…?
残念ながら、やっぱり亮ちゃんやマルちゃんに比べると、つぶさに言動を追いかけてるわけじゃないから、細かい変化とか、よくわからんのよね。
けど、
――僕ね、もともとの性質としては、この仕事向いてないと思うねん。
――本当に生まれながらにセンスを持っている人が、この世界にはたくさんいて。そういう人たちと一緒に仕事をするには、自分が努力するしかないんですよね。
この感じは、私が思う、たっちょんと一致してたかなぁ。
たぶん、たっちょんの思うところの「生まれながらにセンスを持っている人」は、身近にもいるんでしょうね。
でもさ、そうやって努力できることも、ひとつの才能だよ?
――今の自分が嫌いというわけではないけど、できることなら、もっと好きになってあげれたらいいのになぁとは思う。
ホント、そう思う。苦笑。
でもエイトのメンバーは、程度の差こそあれ、みんな「自分大好き!」っていうタイプではないなぁって気がします(傾向的に、芸能人は、結構自分大好きな人多い気がしますけど)。
そういうところが、魅力でもあるんですけどね。
このシリーズもあと2人かぁ。
何気にこのシリーズのこと、毎回何かしら書いてる…。
なんとなく、すばるくんがトリなのかな??なんて思ってますけど……どっちにしても一番多くを語りたがらない2人が、どこまで胸の内を見せてくれるのか……いつものようにのらりくらりとはぐらかしたとしても、それはそれで彼らっぽさを感じられそうで、どんな感じになるのか楽しみです。