にじいろ。

関ジャニ∞とジャニーズWEST。 生まれも育ちも関東なのになぜか関西方面ばかり好きになってしまう体質。(´∀`)人(´д`・)

『エイトレンジャー2』

朝イチで観てきました!

普段は、こんな、夏休み突入&土日&公開初日、なんていう、混雑必至なときに映画館なんてまっぴらごめんなんですけどね。

折角行くなら色々貢献したいというファン心理…。

今日は、人が多くても、多少うるさくても、内容が分かればいいや、程度の気持ちで行きました。

初動が良ければ長くやってくれるでしょうし、残りの前売り券は、快適に観れるときに使いたいと思います

とりあえず、パンフレットと、タオルと、ストラップと、シールを購入。

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帰りにTV誌漁ってきました。

訳わかんなくなって、結局全部買ってやった。爆。

そんな感じで軽く観てきたので深いことを書くつもりはありませんが、念のため伏せます。

やー、もう、なんと言っても、

渋谷すばるが素晴らしいわけですよ。涙。

予告編って大抵実際のモノとずれがあったりするものですが(ある程度意図的にミスリードする場合もあるでしょうし)、これはいい方向にちょっと違った。

勝手に、今回の渋沢はもっと(精神的に)強い感じなのかと思ってたけど、全然そうじゃないのよね。

本人は一生懸命なんだけど、やっぱりどこか脆い。

そこがむしろ良いんです

ヒーローだけど、間違いも犯すし不完全なとことか、すごく人間臭くて。

あの、意志を貫いているようにみえて、不安定で危うい感じがすごく良かった。

私の好きなヤツです。

「逃げへんぞ…俺は本物のヒーローや…」

劇中に何度も繰り返されるこのセリフは、渋沢の弱さですよね。

そういう渋沢の……正義の、危うさや迷いや悲壮感みたいなものが、見事に表現されていたのではないかと。

「総統」とのシーンとか、絶妙ですもん。

若い頃より大人な芝居ができるようになった気がする。

こういう繊細さ、好きだなぁ…。

すばるくん、素晴らしいです。

つか、この話、根底にあるものは結構深いのよね。

深くて、ニヒルだなぁ。

堤作品っぽさなのかな。

説教臭くない皮肉って好きです。

ある程度年齢が上の層はそういうところまで観るだろうし、若年層は単純にバカらしさやヒーローものとして楽しめるだろうし、人によっていろんな楽しみができる映画って良いですね。

渋沢、横峯以外は、ネタ的要素が多かったけれど、今回はやっぱり渋沢メインですから、良いんじゃないでしょーか。

丸ちゃんのモノマネ…というか、丸之内の迷走っぷりはププッと笑えるし、アイドル・錦野とか、クオリティ高くてビビったもの。笑。

いやー…亮ちゃんにあれをやらせた監督がファインプレーです。

錦戸亮のイジり方をわかっていらっしゃる。

亮ちゃんの演技を堪能できるような役どころではないけど、フツーの役者仕事では見られない、意外な芸達者ぶりを楽しめるのはいいし、生真面目にやればやるほど面白くなる性質が生かされてるのではないかな。

大川もそうですね。

あれはたっちょんがやるから面白いやつ。

堤監督はオトコマエを玩具にすることに長けてるんでしょーか。笑。

(…というか、この錦戸・大倉をイジるのが好きなんでしょうね、たぶん。)

大川のピュアさとキモチ悪さもなかなかでした。

たっちょんのサイズ感と、何とも言えない大型犬的可愛さが生きますよねー。

なんとなく、監督は、前作よりさらに、「関ジャニ∞、こういう料理の仕方もあるよ」っていうのをやってくれたんじゃないかなって気がしてます。

それと、本人とキャラは全く違うものだけど、書くキャラのエピソードは、案外根っこの部分で本質を突いている…気がしました。

性格的なものだったり、周囲からの扱われ方だったり、そこはそれぞれですけども…。

笑いながらも、結構、端々でドキッとさせられたんですが。

監督はわかっててやってらっしゃる……んだよね?、きっと…。

これ、映画じゃなくていいし、アクションとかもなしでいいから、それぞれのサイドストーリーとかスピンオフみたいなの作って欲しいわー。

みんな前作よりキャラが濃くなっててバックボーンも見えておもしろいのに、サブだけで終わらせてしまうのは勿体無いよー。

とりあえず、今日感じたのはそんなとこかなぁ。

また2回目以降観たら、気付いたり思うことがあると思います。

おもしろかったです