木曜から、
木曜日に勢いで何か書いてしまいそうになって、ぐっと堪えたこと。
好きな人達の言動なら何でも受け入れられるかというと、私はそんなに彼等を『崇拝』はしていないですし、そうなりたいとも思いませんし。
好きだからこそ、違うことは違う、と言えるだけの冷静さは持っていたい気もします。
人それぞれの応援のし方や感じ方があるから、そのうちの一つ、でしかないですけども。
あんまり愚痴っぽいことを垂れ流すのはどうかと思うのですが、ココは私のスペースですし、イチモツを抱えたまま浮かれた記事ばっか書くのもなんだかおさまりが悪く……
――っていうテンションから察して、悪い予感がした方はここまでにしてください。大体想像してらっしゃる内容です。
生まれてこの方ずっと関東人で、かつジャニーズに縁のなかった私は、関ジャニ∞の『本当に不遇だった時代』を“リアルな体感”として知りません。
ある程度全国区で露出するようになるまで、深く知ろうとするキッカケがまず転がっていないので。(なので、もしも愛情をそこで線引きされてしまうとしたら、複雑な気分にはなりますよね。苦笑。)
だから、そういう頃の彼らや、ずっと彼等を支えてきた人たちの気持ちは想像することしかできませんし、そもそもアイドルのなんたるかとか、未だによくわからないし。
でもね、私にも、アイドルではないにせよ、ではじめの頃からずっと(それこそ、エイトがデビューするより前からなので、10年以上)応援し続けている人達がいて、彼らがどんどん大きくなっていく様を目の当たりにしてきているんです。
で、これは単純な個人差なのか、「アイドルの追っかけ」と「アーティストの追っかけ」の根本的な性質の違いなのか(←実はこれはたまに感じる)、そこを考察し始めるとすごく長くなってしまうので割愛しますが、少なくとも私は、本人が望んで大きくなったのなら、
人気が出過ぎてライブハウスとかじゃライブができなくなる、とか、
どんどんハコが大きくなって豆粒でしか見えない、とか、
握手会ができなくなる、とか、
生で会いに行けない、とか、
そういうの、全然フツーだと思ってるんです。
ちっとも寂しくない。
当たり前じゃん、と思う。
その分、名前が大きくなって、ファンが増えて、収益が上がって、次の作品作りの予算が増えて、結果今までにない形で私たちに還元されていくんだから、むしろワクワクするよね。
私はそれは、遠くに行ってしまった、とは思わないです。
3ヵ月同時リリースの連動企画を聞いたとき、これはレコード会社の販促的要素が主体なのか、エイトの意向がかなり反映されたものなのか、どっちなのだろう、と考えてしまいました。
前者だったら、あくまでオマケなのね。当たればラッキー的なことなのね、と受け流せる。
けれどもし後者で、“10周年”の“還元行事”的位置づけだとしたら…?
だとしたら「ファンとの距離」を物理的な距離とはき違えてるか、
自分たちの立ち位置がわかっていなさすぎるのか、
自己満足ファンサービスに酔っているのか…、
全員ではないにせよ、そういう感覚の人たちがメンバーないしはメンバーに近いスタッフの中に混じってるんだろうな、って、ちょっと…いやだいぶ、複雑な気持ちになりました。
私が言っているのは、自分が参加できる・できないということではなく、グループの目指す方向に対する着地点としては、ちょっと違くないか?ということです。
まぁまぁ、でも、とりあえずはおまけイベントの一つよね。アハハ、ウフフ。
――って考えることにしてたんですよ。ええ。
それを、「今できるアニバーサリーイベント」だと言われちゃうと、目が点だよね。
え?そうなの??
しかも、「見に来られる方々はお楽しみに」って来れない人もたくさん見てる場所だってわかっててここに書いちゃうんだねっていうのもあり…。苦笑。
てっぺんとりたいんだよね?
もっと大きくなりたいんだよね?
少なくとも今、自分たちがドームをパンパンにするくらいの大きさにはなっているってわかってるんだろうか?
色々疑問符だよ。
全員がこういう感覚じゃないって信じてますけどね。
まぁ、たぶん、触れていないメンバーは「わかってて敢えて触れてない」んでしょうから(だよね?)、それが救いです。
他に「一緒に、楽しい夏」にできることを考えてるんです…よね?
しかしダメ押しが、後半の文言。
これは前述のことに加えて、単純に、カチンときました。笑。
むしろその一言がストレスですけど?毒毒毒。
私、前に「優しさは想像力だ」って書いたことがあるんですよ。
目の前にいる人が困っていたり悲しんでいたりするのを察するのは容易いけど、遠く離れた誰かのことはわかりにくい。
でも、たとえばそういう人たちを想像して慮ることができたら、それってすごく優しい人だなーって私は思う。
目に見える人だけ楽しませて満足することを、優しさだとは私は思えないんですよね。
上辺だけのキレイな言葉も、優しさだと思えるほど、世間知らずじゃないし。
耳触りのいい言葉って、案外かんたんに言えてしまうってことも、ある程度年を重ねればわかります。
もし、私がデビュー当初から長年応援し続けてきた人に、ああいう振る舞いをされたら、私だったら少なくとも良い気はしないだろうなって思いました。
ずっとずっと、大阪時代から彼等を支え続けて、それでも行けなかった人達はどんな気持ちだったのかな、とかさ。
そんなことを、ここ数日考えていました。
大きくなるということは、一人一人の顔が見えにくくなることです。
手応えがわかりにくくなって不安になるのかもしれない。
確認作業がしたくなるのかもしれない。
ただ、それは甘えだよね?
そういうの自己満足っていいませんか?
大きくなるつもりなら、いい加減腹を括るべきだと思う。
そしてそういう場面でこそ、「想像」ができなければ、物理的な距離どころか、心の距離が離れて行ってしまう。
その時が本当に、「遠くへ行ってしまった」ことになるんじゃないかな。
そんな気がしたんです。
メンバー全員好きですよ?
でも好きな人でも、嫌なこと言われたら嫌だよね、やっぱ。
追記≫
もちろん、行かれる方には楽しんで欲しい。と思ってますよ☆