陰陽屋 第十話。
やっと観れた陰陽屋第十話。
泣いた……。
何か気付いたらボロボロ泣いていました。
突然ですが、このシリーズのいいところは、(結局感想を書けずにいる前回もそうなのですが、)超展開が起こらないところ、だと思う。
たとえば九話で、
路子先生は研究者になって夢をかなえるわけではない。(祥明さんのあのセリフは、「ばしゃ馬さん~」ともリンクして、余計にくるものがありました。)
マラソン大会でも優勝できない。
あのクラスが成し遂げたのは、“ダブル”を手に入れたっていう、かなり日常の可愛らしい出来事だけだったりするわけです。
同様に、十話でも、路子先生のパパは結局コンクールで賞を取るどころか、小説を書き終えることさえも出来ない。
陰陽師の末裔が出てきたり、化け狐が出てきたりするファンタジーの割に、かなり現実的なんです。
それでもみんな現実を受け止めて、かつ腐ることなくその現実の中に幸せを見出していく。祥明は“人の幸せの何たるか”を良くわかっていて、そこに行きつくまでのほんの少しの手助けをしてあげるだけなんですよね。
やってるのは、もう“生活の知恵”みたいなレベルのことなんですよ。
でもね、その中にはこの世界の大切なことが、たくさん詰まってる。
しかもそれを、押し付けっぽくなくB級感たっぷりに表現しているのが、この作品の実に素晴らしいところ。
もっと評価されるべき、と思うんですけどね…。
もしもジャニーズが主演だから見る気しない、とか毛嫌いしてる人がいるんだとしたら、「アナタ損してますよ」と言いたい。
本当に素敵な作品だと思います。
あと1回で終わってしまうのが本当に寂しいし勿体無いくらい。
そして今回も、祥明さんが素敵でございました(そこは別腹。)
路子パパに引っ張られて「イタイ、イタイ…」ってなってるところとか、「正式な夫に~」って言われてドン引きしてるところからして超ツボなんですけどね。
祥明さんと瞬太くんで声を合わせるところは、毎度毎度カワイイ
(´д`・)最善の努力をさせていただきます!(キリッ)
な祥明さんの表情が胡散臭過ぎて堪らん!!
でもって、なんと言っても今回の見せ場は、ホストな祥明さんよねー!!!
あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!
カッコイイ(吐血)。
あんなホストいるかい!ってレベルでかっこいい。
つーかいねーよ。あんな清潔感たっぷりの爽やか&色気全開王子様風のホストなんかいるわけない。
もしも、
食事の最中に、テーブルの向こうにあんなイケメンがいたら…、
そして、
(´д`・)(あなたは、)素晴らしい輝きを秘めています。
とかって微笑んだりして、
お高そうなお店を一緒に回って洋服選んでくれたり、
試着した洋服の着こなしを直してくれたり、
三歩後ろを鈴なりの買い物袋を持って歩ってくれたり、
ちょっと上目遣いな感じで見つめてほほえんで、恭しく、
(´д`・)乾杯♥
とか囁いたりしようもんなら…、
トキメき過ぎて私、死んじゃう。
あ、でも、あんなエスコートしてくれるなら死んでもいいかな…。(←本気。)
まぁ、そらプリティーウーマンの気分になりますよね。笑。
リチャード・ギア様も相当かっこいいですけど、亮ちゃんも負けてない。
かっこいい。
あのジゴロ感は何なんだ!(←多分褒めてる。)
ホストクラブでのあの肘の掛け具合、寄りかかり具合、色気…もう、すべてがサイコーです。
パーフェクト
マンガの中のNo.1ホストを再現したらあんな感じよね。
亮ちゃんのスーツ、大好物
そんな中でも、端々に見せる繊細な表情は、やはりさすがです。
本当に亮ちゃんの演技は、微妙な表情とか雰囲気づくりが光りますね。
他にも良かったところは沢山あるのですが、ちょっとこの後やらなくてはいけないことがあるので、今日はこのへんで…。
あ、祥明さん以外のとこでのお気に入り。
路子先生の、瞬太くんの生態に興味津々なとこも面白かった。
理系女子な路子先生、可愛い
油断したら解剖されそう。
瞬太くん、逃げて!! 笑。