2回目の「県庁おもてなし課」 その2
昨日は、平日の昼間だったせいか、やっぱりお客さんの年齢層が高めだったんですけど、掛水くんのちょっと間抜けなシーンとかで、おばちゃんたちがクスクス笑ってて、
「ああ、亮ちゃんのお芝居で笑ってくれてる!」
って、勝手な親心で妙に嬉しかったです。
その笑いがね、なんと言うか、「掛水くん、いい子ね。かわいいね。」っていう、ほっこりした笑いなんですよね。
私はそれを見て、
そのかわいい掛水くんを演ってるのは関ジャニ∞の錦戸亮ですよーって、
メッチャ宣伝したくてウズウズしてました。笑。
亮ちゃんのこと、覚えてくれたかなー?
それにしても、あの「え…っ??」とか「は…?」は、絶妙ですよね。
言い方も、表情も。
これ以上ないってくらい情けなくて。
亮ちゃんの眉毛の可動域の広さが、イイ感じに役に立ってると思う。笑。
それから、吉門先生と初対面した時の、車の中でのシーンとか、
最後のTVのシーンとかの、「あれ??」っていう時の顔がね!
もう、秀逸!!
情けないことがあんなに魅力になるキャラクターってすごくないですか?
天然だとか、間抜けな役って、演じる人によってはすごく厭味になったりすることあるじゃないですか。
でも、この掛水くんに関しては、そういうの一切感じないんです。
……贔屓目ですかね?
いやいや。
大真面目にコミカルな芝居ができるって、すごくいいことだと思うんです。
あと、改めて、やっぱり笑顔の破壊力はすごいな、と。
船の上での「ええね、高知。ええねっ」っていう台詞がすごく好きなんだけど、
そのあとの笑顔が、私的に作品中一番の爽やかさなんですよ!
いやー、かわいいっ!!!
…って、亮ちゃんのことばっかり書いてますけど、
もちろん、他のキャストの方達もとっても素敵なんですよ?
多紀ちゃんは、文句なしの可愛さですし。
私、個人的には、吉門先生に「料理の腕上げたね!」って褒められた後の、佐和さんのセリフとか表情がものすごく可愛くて好きです。
掛水くんに対する態度とのギャップがね。笑。
あの瞬間、ものすごく“妹”になるんですよね。
吉門先生と佐和さんとの関係って、掛水くんと多紀ちゃんとの対比で“大人の恋愛”みたいな言われ方してますけど、何気にこの二人も相当ピュアですからね。
で、やっぱりエンドロールが素敵ですね。
何度見ても素敵です。
あの映像を見せられて、
♪よ~こそ~、僕ら~の街へ~、ってサビが流れたら、もう駄目でした。
あれは泣くでしょ。
「ここにしかない景色」がぴったり過ぎるもの。
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前回はちょっと端寄りの席を選んで若干後悔したので、
今回はド真ん中の席をとったんですが、正解でした。
この映画に関しては、やっぱり景色とかも見所なので、
真ん中の真正面から見た方が堪能できますし。
これからご覧になる方は、ぜひ、ド真ん中で観てください。
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さて。
当面、俳優・錦戸亮が見れるのは、来年公開の「抱きしめたい」ですけど、
またしても“真面目な好青年”というか、“フツーの青年”役なんですよねー。
そしてタクシードライバーだから、スーツですよ。
ただ、もちろん掛水くんとは全然違う人だし、
今回は“多紀ちゃんに支えられてる掛水くん”という感じなのに対して、
次はどちらかというと“支える側”という印象ですね。
亮ちゃんは微妙な演じ分けが上手な俳優さんだと思っているので、
2人の“好青年”をどんな風に演じ分けてくれるのか、楽しみです。
正直、たまにはクセのある役も見たいんですけどね。
完全にキレちゃってるような、振り切った悪役キャラみたいなの演ったら、
めっちゃかっこいいと思うの。
悪役の亮ちゃんとか…絶対見たい。
エースの危うい感じもかなりカッコ良かったけど、悪人ではないからね、彼は。
宗佑も、根本的には悪人ではないし。
なんかねー、
もっと、根っからの悪人!みたいなやつが見たいの!
こいつヤベーな!みたいな。
凶悪な感じのヤツ。
あ、亮ちゃんのイメージとかじゃないですよ?
私は、亮ちゃんは心根の優しい好青年だと思ってますから。
単純に、悪役って、芝居の巧い人じゃないとできないと思ってるんです。
亮ちゃんの演技力なら、絶対素敵な悪役になると思うんだぁー。
(素敵な悪役ってヘンな日本語…。)
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そういえば、映画始まる前に「100回泣くこと」の映像流れてましたー。
ちょっとあれ見ただけで泣きそうだったんですけど、どうしよう。
あんなの映画館で見ようものなら、大号泣じゃないですか…。
観に行くつもりなかったんですけど、
ちょっとおもしろそうだなって思いましたよっ。