2回目の「県庁おもてなし課」 その1
公開直後の満足度ランキング1位でしたね!
おめでとう!!!
滑り出し順調で、このままたくさんの人に観てもらえるといいですね♪
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そして私は…
2回目なのに、泣きました。
ビックリ。
しかも前回観た時と違うところで泣くとか、何なんだろう自分。
いや、でも、そもそもこの映画って、
決まった“泣き所”があるわけじゃないと思うんですよ。
亮ちゃんもあちこちで言ってるけど、
大事件が起こるわけでも、誰かが死ぬわけでもないので。
しかも、何か大きなことを成し遂げるわけでもないし、
超ハッピーエンド的な盛り上がりがあるわけでもないし。
だけど、ずーーっと温かいんですよね。
何に感動するとかではなく、その温かさに涙が出る、みたいな。
こういう泣き方は、初めてかもしれないです。
なんでしょう?
共感、とも少し違う気がするし…。
あの、
どこかの評論家的な人の論評で、
「結局、何にも進展してない」
的な事が書かれてたんですけど、
そういうハナシじゃNeeeee!! って思いました。
むしろ、(プロジェクトも、掛水&多紀ちゃんも吉門先生&佐和さんも、)あの発展前夜、的な感じがいいんじゃないのかなぁ?
きっとこの人たち、これから頑張って前に進んでいくんだろうなぁ、っていう、
予感めいた、前向きな空気感、というか…。
たぶん、観ている人は、ちょっと清遠さん的な、
未完成な彼らを見守っているような気持ちになるんよね。
折角2回目だから、細かい演出とか、作り込んでる部分を見ようと思ったですが、かなり早い段階でストーリーに夢中になっちゃって、全然ダメでした。
そういう見方はさせてもらえないですね。
というか、そういう余計なことを考えながら見ちゃいけないですね。
この映画は。
根底にあるものが純粋なので。
この映画って……というか、たぶん原作自体が、元々は高知県をPRするためのものだと思うんです。
言ってみれば、「高知県に来てください~」っていう映画なんです。
そういうのって、一歩間違えたら、すごく押し付けっぽくなるじゃないですか。
もし、キャストやスタッフが、そういうのを前面に押し出した、媚びた作品だったら、私、絶対好きになれなかったと思うんです。
でも、そういう“あざとさ”が一切なくて、全てのエネルギーが、まさに「お客さんに楽しんで帰ってもらいたい」っていう“おもてなし”のために注がれてる感じがするんです。
(あくまで私の印象ですが…。)
作品に対する愛情がすごいというか、真っ直ぐですね。
そういう意味でも、純粋な作品です。
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……どうしよう。
何回観てもおもしろい。
私、この映画についてめっちゃ語れるよ!
“おもしろい”っていう表現が適切なのか、わからないけど。
とにかく、終わった瞬間から「また観たい」って気持ちになるんです。
私、どんなに好きな映画でも、一回観たら大体満足してしまうんだけどなぁ。
ドラマとか別の映像作品を除いて、映画っていうくくりで言ったら、
今まで観た作品の中で一番好きかもしれない。
そんなわけで、あまりにも長いので、次に続きます。
思わずストラップ買っちゃった。