錦戸亮のお芝居が好きです。
めっちゃ雪降ってます。
…なんて言ったら雪国の人に笑われそうですが、積雪対策されていない地域ではたった数センチの雪でも大変なことになるんです。
つか、関東在住ですが、私の住んでるところは都内で結構積もってもあまり積もらないんです。
なのにめっちゃ積もってる!!!
窓からじゃあまり見えなかったから玄関から覗こうとしたら、ドアの前にも積もってて、雪を押しのけながらガリガリガリガリ…。
は…!?
今日、同居人仕事なんですよ。
ちょっ、コレ、夜帰ってきたらウチに入れないじゃん…!!!
慌てて雪掻きしたけど、他のとこの雪掻きしてる間にさっき雪掻きしたとこに積もっていくとか……何これ、笑えない。雪国の人マジで尊敬するんですけど。
我が家が埋まりそうです。震。
吹雪だよ。自宅前で遭難する。まじで。
これ……都内ヤバくね?
明日は大ヒット舞台挨拶ですけども、大丈夫かなー?
参加される方は気を付けてくださいね。
都心は翌日の方が解けかけた雪が凍ってて危ないですからね。
交通機関もマヒしてるみたいです。
今日はお休みの日でラッキーでした。
本当は映画見に行こうと思ったんですけどね…ごめんよ、亮ちゃん。
その代わり、昨日仕事帰りにレイトショーで観てきました。
少しでも週末の興行収入には貢献したいので、明日は行きたい。
前売り券あるし。
……亮ちゃんデレ期です。誰か助けて。
昨日はとにかく亮ちゃんのお芝居に集中して観ることにしました。
映画の見方としては間違っているような気がしますが、『抱きしめたい』という映画は錦戸亮の役者としての魅力が存分に生かされた映画だと思ったので、一度やってみたかったんです。
周りがシクシク泣いてる中、童顔の女が一人、エグゼクティブシートで腕組みしてスクリーンを睨みつけてる様はかなり変態的だったことでしょう。
あ。それ、私です。
で、
錦戸亮はすごいですよ、やっぱり。
今回の塩田監督の演出は、亮ちゃんのお芝居がすごく生きるなって思いました。
もう、長回しのシーンになればなるほど、いいんですよ。
そして周りが喋ってる時、自分のセリフが無いところで相手の芝居を受けるのがビックリするくらい上手い。
雅巳ってあまりおしゃべりなキャラクターでは無くて、たとえばつかさとのシーンでも、聞き役になることが多いんですけど、よくまぁ表情と相槌だけであれだけの間が持つものだな、と。
初めてつかさをタクシーに乗せているシーンとか、遊園地へ行くまでの車の中のやり取りとか、例のメリーゴーランドのところとか、2回ある食事のシーンも、雅巳はほとんどしゃべらないんです。
ただ、つかさの仕草や言葉を、大きく、優しく受け止めるんです。
言葉は発しなくても、繊細な心の変化はちゃんと伝わるんですよね。
ユニフォーム着たまま病院に現れるシーンなんか、セリフないですからね。
でもそれで間が持つんですよ。
ちなみに、あの時のニコッてするやつ、めちゃくちゃ好きです。
切ない芝居も上手いけど、私は錦戸亮のセンスってこういうところだと思う。
『本人はすごく真面目にしてるんだけど、周りから見るとちょっと滑稽で可愛らしくてクスリと笑ってしまう』っていう感じの芝居。
ここ(→■)でも紹介しましたけど、塩田監督のコメントを思い出して、ああ、なるほどなって思いました。
わかってたつもりだったけど、改めて突きつけられた気分。
雪の中を訪ねて来たつかさを部屋に入れるシーンも、改めて観ると本当に目を見張りますね。
いや、素晴らしい。
あのシーンは本当に好きです。
無言の芝居ばかり褒めると台詞はいけないのかと誤解されそうですけど、もちろんセリフもすごくいいんですよ。
というか、亮ちゃんまた上手くなってるよね。
何かを抱えているような役柄は、当初から亮ちゃんの得意分野ではあったけど、今までのどの役よりも細やかで深いお芝居をしていたと思います。
若い時の、若々しくて瑞々しいお芝居も魅力的だったけど、年齢や経験を重ねて、もともと持っている良さはそのままに、より表現力に磨きが掛っている気がします。
『ちょんまげ~』で映画デビューしてから個人での映画出演は3作目。
この短いスパンだけで比べても、確実に成長してます。
ドラマも出て欲しいけど、亮ちゃんには映画にたくさん出て欲しいな。
あの大スクリーンで輝ける人って役者の中でも一握りで。
錦戸亮はそれが出来る人間だって思うので。
ゴチャゴチャ言ってるけど、結局はただ俳優・錦戸亮が好きなんですね。
贔屓目かなぁ?
でもまぁ、贔屓目でもいいかなって思います。
亮ちゃんのお芝居、大好きです。